2016年12月29日木曜日

2018年度国際文化学部パンフレット表紙デザイン決定!

法政大学では、各学部が学部の特色を紹介する「学部パンフレット」を制作しています。

国際文化学部は近年、この学部パンフレットの表紙デザインコンテストを実施しており、
最優秀賞を受賞した作品が、パンフレットの表紙を飾ってきました。

「国際文化学部の学びの特色が感じられる」
「オリジナリティがある」等、様々な要素が求められる表紙デザイン。
この3年間は、以下の作品が学部の「顔」を務めました。

2015年度学部パンフレット
















2016年度学部パンフレット
















2017年度学部パンフレット

















そして、次回、2018年度の表紙デザインは・・・

こちらに決定しました!
















爽やかな、希望を感じるデザインです!
最優秀賞受賞者の佐和田伊吹さんからは、以下のようなコメントを
いただきました。


受賞できて大変光栄です。ありがとうございます。
表紙を作るにあたり、多様性が認められ、たくさんの可能性にあふれている
国際文化学部を表現したいと制作しました。このパンフレットを手に取り、
国際文化学部を進路の一つにしようと思ってくれる人が増えれば幸いです。


2018年度パンフレットは、2017年5月頃から配布される予定ですので、
楽しみにお待ちください。


2016年12月26日月曜日

国際文化情報学会2016 番外編 ~岡村ゼミのポスター発表まで~

学生広報委員3年の小田と古池です。
今回は国際文化情報学会2016番外編として、私たちが所属している岡村ゼミのポスター発表について紹介します。
国際文化情報学会2016の全体については、こちらの記事に掲載しております。ぜひご覧ください!

「国際文化情報学会2016開催」
http://hoseiintaculturalcommunication.blogspot.jp/2016/12/2016.html 

最初に岡村ゼミとは?

岡村民夫先生が担当されているゼミで、場所論をテーマに活動しています。場所論とは、場所を文化や芸術の観点から考察することです。ゼミの特徴としては、月に1回ゼミの内容と関係ある場所にフィールドワークに行くことです。スタジオジブリが場所を意識してアニメーションを制作していることから、2016年度春学期はスタジオジブリをテーマに研究しました。
前回のブログでも紹介しましたが、ポスター部門ではポスターを制作し来場者に10分程度での発表を行います。私たちのゼミは、研究の中で行われた三作品の考察がポスターを利用することにより一覧に表示することができ、分かりやすく説明できること、関連のフィールドワークの写真も紹介することができるといった理由から、ポスター部門に挑戦しました。




テーマは「スタジオジブリと武蔵野の開発史」


発表の内容をざっくりとご紹介

幅広い年代の人々に親しまれる作品を多く生み出しているスタジオジブリ。それらの内『となりのトトロ』『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』この三作品には、舞台となった場所に「武蔵野」が含まれているという共通点があります。
上記三作品を研究すると、かつて武蔵野に存在していた美しい自然や、開発による自然破壊、その結果として広がる人間の町の姿をみることができます。そのことから、スタジオジブリはこれらのアニメーション映画を通して、変わりゆく武蔵野の自然を写し出そうとしているのだと考察しました。
ジブリ作品はトトロの森の保護活動など、武蔵野の自然を守るための活動にも影響を与えています。私たちは今ある自然の保護と、生活を豊かにする開発、その両者のバランスを考え慎重に行動する必要があるでしょう。


国際文化情報学会までの活動 ~テーマ決めから発表まで~


テーマ決め

ゼミの時間に話し合ったところ、前期に学んだスタジオジブリをテーマにそれらを発展させる形で発表を行いたい、というゼミ生の意見が多く集まりました。途中、岡村先生から「開発とジブリアニメーションを結び付けたらどうか」というアドバイスを頂いたこともあり、「スタジオジブリと武蔵野の開発史」というテーマが決まりました。

制作

まず、扱う作品ごとに三グループに分かれました。そして、各グループで文献調査やフィールドワークを実施し、ポスターの下書きを進めました。
『となりのトトロ』を担当したグループは、狭山丘陵で新たにフィールドワークを行いました。岡村ゼミのフィールドワークでは、実際にその場所を歩いて、景観や歴史、文化的背景などについて考えることを目的にしています。狭山丘陵でのフィールドワークでは、狭山丘陵周辺の散策、環境ボランティアの方へのインタビューをしました。
その他の『耳をすませば』や『平成狸合戦ぽんぽこ』については春学期の授業内でフィールドワークを実施しました。

狭山丘陵でのフィールドワーク
                           
下書きが完成したら、ポスター作成に入りました。見る人にわかりやすくするために、写真などの視覚資料を効果的に使うことに気を付けました。 また、テーマとなっている作品のジブリキャラクターの装飾もしました。

ポスター作成の様子

           
ポスター完成!


発表本番

10分という制限がある中で、作品を見たことある人にもない人にも研究が伝わるよう、写真や地図を利用しながら簡潔に・分かりやすい説明を心がけました。




☆ゼミ長から一言

こんにちは!ゼミ長の末竹です。国際文化情報学会お疲れ様でした。
時期的に学祭やレポートなどがあって非常に忙しく、発表までに完成するか不安だったのですが、無事やり遂げることが出来ました。狭山丘陵までフィールドワークに出掛けたり、夜遅くまで大学に残って作業をしたのは、今ではいい思い出です。
残念ながら賞を受賞することが出来なかったので、来年こそは受賞したいものです。




以上、岡村ゼミのポスター発表についてでした。 岡村ゼミでは、来年度もジブリアニメーションを研究する予定です。来年の学会ではグレードアップした発表が出来るように、研究に励みたいと思います。

2016年12月9日金曜日

第一回学生インタビュー 広報委員に聞きました!

こんにちは!国際文化学部広報委員の小田、古池、橋本です。前回は2016年度国際文化情報学会についてレポートしました。今回は第一回学生インタビューとして、広報委員にこの国際文化学部について聞いてみました。

インタビューに入るその前に…

国際文化学部ってどんな学部?


「文化」を情報・表象・言語・国際社会と様々な視点から学び、考えていく学部です。
二年次に行われる全員必修の留学プログラムであるSAプログラムがあることが一つの大きな特徴となっています。
法政大学国際文化学部公式HPにて詳しく説明されていますので是非ご覧下さい。
 
 法政大学国際文化学部HP http://www.hosei.ac.jp/kokusai/index.html
 



では、広報委員5人のインタビューに移りましょう!

広報委員1年橋本航志さんへのインタビューです。


☆インタビューに入る前に広報委員としての一言をお願いします。

1年生ですが、学部の魅力を伝えられるように頑張ります!

Q1.橋本さんが国際文化学部に入学した理由は何ですか?

A1.留学が必修で単位も認定されることが一番の魅力でした。

Q2.第二外国語(※1)は何を選択しましたか?理由も教えて下さい。

A2.フランス語:私の通っていた予備校の恩師はフランス語が堪能で、よくフランスの文化についてお話をされていたので興味をもちました。

※1 国際文化学部では、「英語」と「諸外国語」の2言語が必修となっています。SA先が諸外国語圏(スイス、フランス、スペイン、ロシア、韓国、中国)の場合は、諸外国語が第一外国語となります。(留学生カリキュラムやスポーツ・サイエンス・インスティテュート生など一部例外もあります。)

語学のクラスで行ったディズニーハロウィン

Q3.おすすめの授業とその理由を教えて下さい。

A3.文化人類学:世界中の様々な人種のこと、国の成り立ち、人種差別問題などを学ぶことができます。世界史を学んだことのある人は更に深く学ぶことができ、視野を広げることができるのでおすすめです。

Q4.受験勉強はいつから始めましたか?

A4.自分は浪人したのですが、現役時は9月頃から受験勉強を始めて試験に落ちました。そのことで自分を見つめ直し、浪人中は一年間毎日コツコツと勉強を続けました。

Q5.法政大学国際文化学部の入試問題への対策・アドバイスをお願いします。

A5.とにかく英語でしっかり点を取ることだと思います。英語の問題は比較的簡単な場合が多いのですが、国際文化学部へ進学する人は英語が得意なことが多いです。その中できちんと点を取らないと、難易度の高い国語や、選択科目での挽回が難しくなります。英語の過去問を解いて研究し、本番に備えることをおすすめします。

Q6.これからの目標を教えて下さい。

A6.自分はまず来年の留学で結果を残すことが目標です。ただ行って満足するのではなく、事前に日本でやれることをやって留学をさらに意味のあるものにしたいです。

Q7.国際文化学部の魅力とは何ですか?

A7.留学もそうですが、様々な分野の授業を履修できることは入学してから気づいた魅力です。自分が学びたいことに合わせて履修を組むことができます。

Q8.受験生への一言をお願いします。

A8.国際文化学部には留学を希望する学生が多く在学しています。留学に興味がある人にとってこの学部は、同じ志を持った仲間が沢山できますし、実際に留学した先輩方の話も聞くことができるなど、大学生活を充実させるには本当に素晴らしい学部だと思います。皆様のご入学を心から楽しみにしています。



ベトナム旅行の写真




広報委員3年小田茜さんへのインタビューです。


☆インタビューに入る前に広報委員としてのひとことをお願いします。

国際文化学部は幅広い分野のことを学ぶことができる学部ですが、その幅広さ故に学部での学びの様子がイメージし辛いことも…様々な情報を分かりやすく提供していけるよう努力します!

Q1.小田さんが国際文化学部に入学した理由は何ですか?

A1.全員必須の留学があったことは大きな理由の1つでした。一度は海外の国で過ごし、自分の視野を広げたかったからです。

Q2.第二外国語は何を選択しましたか?理由も教えて下さい。

A2.フランス語:普段お店や商品の名前で見かけるフランス語がどのような意味を持っているのか興味があったからです。また、フランス旅行を計画していたため、現地の言葉で会話できたら楽しそうだなと思ったのも理由となっています。

Q3.おすすめの授業とその理由を教えて下さい。

A3.ヒューマンインターフェイス論:誰が、何を、どのように使うのか、人と道具の関わり方について学び、実際に自分で商品を考えていきました。本当にその人にとって魅力のある商品とは何か…企画は大変でしたが、とても充実した授業でした。

Q4.専攻しているコースは何ですか?

A4.表象文化コース

Q5.表象文化コースを選んだ理由を教えて下さい。

A5.私は元々建築をはじめとした芸術に興味があったことからこのコースを選択しました。情報文化のコースの授業にも興味があったので、そちらの授業も多めに受講しています。

Q6.SA先と選んだ理由を教えて下さい。

A6.イギリス・シェフィールド大学:英語圏の留学を希望する中で、イギリスの文化に最も興味を惹かれていたからです。

Q7.SA前はどのような語学学習をしていましたか?

A7.リスニングに関してはTED(※2)を利用していました。後は英字を読むということで、英語で書かれた薄めの本を一週間に一冊(余裕があるときはプラスして…)読んでいました。

※2 TED(Techonology,Entertainment,Design)は、”Ideas Worth spreading”をスローガンに講演をしている非営利団体です。テクノロジー、エンターテイメント、デザインといった様々な分野のユニークな講演の動画が無料で配信されています。

Q8.SA先で印象に残った出来事を教えて下さい。

A8.大体月に一度行われていた、Educational Tripが思い出に残っています。様々な都市に旅行することができ、新しい発見の連続でした。

2泊3日のEducational trip…Lake Districtにて

Q9.ゼミ(演習)と選んだ理由を教えて下さい。

A9.岡村民夫先生、場所論ゼミ:建築、都市、映画といったものを、「場所」から見るということが、今まで自分になかった視点で興味を持ったからです。

Q10.ゼミではどのような活動を実施していますか?

A10.春学期では「ジブリ」をテーマとして、作品に描かれる背景、人物描写の持つ意味について等の考察を行いました。フィールドワークを定期的に行うことから「お散歩ゼミ」とも呼ばれることがあります。

Q11.これからの目標を教えて下さい。

A11.授業で学んだことを生かし、IT系や中国語の検定を受けてみようと勉強中です。

Q12.国際文化学部の魅力とは何ですか?

A12.国際文化学部の魅力とは、4コースの幅広い分野の授業が受けられること。また、そこで今まで自分が当たり前だと思っていた概念を、授業を通して考え直すチャンスを得られることだと思います。

Q13.受験生への一言をお願いします。

A13.今まで興味のなかったことでも、取り組んでみると新たな発見、面白さが見つかるかもしれません。まずはチャレンジ!です!



広報委員3年古池萌さんへのインタビューです。


☆インタビューに入る前に広報委員としての一言をお願いします。

私は学習塾でアルバイトをしているのですが、受験生から大学について詳しく知りたいという話を聞くことがあります。そこで、学生広報委員として国際文化学部の知られざる魅力を伝えたいと思います。

Q1.古池さんが国際文化学部に入学した理由は何ですか?

A1.外国の文化と語学に興味があり、国際文化学部であればその両方を学べると思ったからです。

Q2.第二外国語は何を選択しましたか?理由も教えて下さい。

A2.フランス語:英語に単語や文法が似ていると聞いて、英語学習にも役立つと思ったからです。

Q3.おすすめの授業とその理由を教えて下さい。

A3.サブカルチャー論:サブカルチャーといえば漫画をイメージしがちですが、漫画だけではなく江戸町人文化や食文化についても学ぶことができ興味深かったです。

Q4.専攻しているコースは何ですか?

A4.表象文化コース

Q5.表象文化コースを選んだ理由を教えて下さい。

A5.美術作品や映像作品、建築、音楽などの芸術を通して文化について考えたかったからです。

Q6.SA先と選んだ理由を教えて下さい。

A6.カナダ トレント大学:カナダは治安が良いと聞いてすごしやすいと思ったからです。またカナダは移民の国ということで様々な文化の背景を持っている人と交流できると考えました。

トレント大学のキャンパス

Q7.SA前はどのような語学学習をしていましたか?

A7.授業を通してリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの勉強をしました。

Q8.SA先で印象に残った出来事を教えて下さい。

A8.先生と学生の距離感が近く、普段の授業で先生がお菓子などの差し入れをくれることがありました。また、学期最後の授業にはBBQのようなパーティーをクラスで行いました。

Q9.ゼミ(演習)と選んだ理由を教えて下さい。

A9.場所論(岡村ゼミ):場所といった身近なところに目を向けることで自分の視野や知識を広げることができると思ったからです。また、入ったときの演習テーマがジブリアニメーションで、アニメーションの研究をしてみたいとも思いました。

Q10.ゼミではどのような活動を実施していますか?

A10.場所に隠された文化や歴史を考えることをテーマにしています。春学期はジブリアニメーションを場所などの視点から考察しました。月に1回フィールドワークとして演習テーマに関係のある場所に出かけることが特徴です。




ゼミ合宿で行った道後温泉。とあるジブリ映画のモデル地と言われている。

Q11.これからの目標を教えて下さい。

A11.語学の勉強は続けたいと思っているので、TOEICのスコアを上げていきたいと思います。

Q12.国際文化学部の魅力とは何ですか?

A12.情報、芸術、言語といった幅広い学びがあること、留学を通して異文化を体験できることだと思います。

Q13.受験生への一言をお願いします。

A13.国際文化学部に入学したら、知的好奇心をくすぐるような学びが待っています!異文化や語学に興味のある人はぜひ国際文化学部へ!!



広報委員3年Y・Hさんへのインタビューです。


☆インタビューに入る前に広報委員としての一言をお願いします。

このブログを通して国際文化学部のことをもっと知ってもらえたら嬉しいです!

Q1.Y・Hさんが国際文化学部に入学した理由は何ですか?

A1.中学、高校と留学を経験していて、長期の留学というものを体験してみたかったから。

Q2.第二外国語(※3)は何を選択しましたか?理由も教えて下さい。

A2.ドイツ語:オーケストラに所属していて、ドイツやオーストリアの作曲家が好きだから。

※3 共通の質問のため第二外国語と表記していますが、SA先がスイスであるY・Hさんはドイツ語を第一外国語として履修しました。

Q3.おすすめの授業とその理由を教えて下さい。

A3.サブカルチャー論:先生の話がおもしろく内容が入ってきやすい

Q4.専攻しているコースは何ですか?

A4.表象文化コース

Q5.表象文化コースを選んだ理由を教えて下さい。

A5.音楽だけでなく漫画なども好きなので幅広く取り扱うこのコースを選んだ。

Q6.SA先と選んだ理由を教えて下さい。

A6.スイス ザンクトガレン大学:ドイツ語を学べるだけでなく電車で色んな国に行けるから。

SA先で訪れた町


Q7.SA前はどのような語学学習をしていましたか?

A7.週数回のドイツ語講義の他、主に単語を覚えていった

Q8.SA先で印象に残った出来事を教えて下さい。

A8.SA先のオーケストラに入り教会で演奏したこと。

教会でのオーケストラ演奏


Q9.ゼミ(演習)と選んだ理由を教えて下さい。

A9.ゼミ(演習)には所属していません。

Q10.ゼミではどのような活動を実施していますか?

A10.ゼミ(演習)には所属していません。

Q11.これからの目標を教えて下さい。

A11.これからもドイツ語を勉強し続け、それを活用できるような仕事につく

Q12.国際文化学部の魅力とは何ですか?

A12.2年次に留学が必須であるということ。留学先や勉強に関する選択肢が多いこと。

Q13.受験生への一言をお願いします。

A13.Viel Glück!



広報委員4年内山一文さんへのインタビューです。


☆インタビューに入る前に広報委員としての一言をお願いします。

読者のイマジンを刺激する記事を書いていきますのでよろしくお願いします!


Q1.内山さんが国際文化学部に入学した理由は何ですか?

A1.フランスに留学できるから。

Q2.第二外国語(※4)は何を選択しましたか?理由も教えて下さい。

A2.フランス語:映画の勉強がしたかったので、映画先進国の言語であるフランス語を選んだ。

※4 共通の質問のため第二外国語と表記していますが、SA先がフランスである内山さんはフランス語を第一外国語として履修しました。

Q3.おすすめの授業とその理由を教えてください。

A3.ポピュラー音楽論:ジャズからヒップホップまで知られざる歴史を学べるから。

Q4.専攻しているコースは何ですか?

A4.表象文化コース。

Q5.表象文化コースを選んだ理由を教えて下さい。

A5.映画の勉強ができると考えたから。

Q6.SA先と選んだ理由を教えてください?

A6.フランス 西部カトリック大学:映画の国フランスで現地人の映画文化を研究したかったから。

SA先の公式遠足

Q7.SA前はどのような語学学習をしていましたか?

A7.フランス語の授業だけでなく、独学で勉強し語学力向上を図った。

Q8.SA先で印象に残った出来事を教えてください。

A8.日本人はわからない単語を電子辞書で調べるが、他の外国人学生は皆、先生に直接質問していたこと。

Q9.ゼミとその選んだ理由を教えてください。

A9.リービ英雄教授のゼミ(国際文学):小説家から生の文学講義を少人数で行うことで、新しい視点が見えてくると感じたから。

Q10.ゼミではどのような活動を実施していますか?

A10.安部公房や川端康成の小説を作家の人生や英語訳と比較しながら、小説の新しい視点を開拓します。

Q11.これからの目標を教えてください。

A11.内定先がIT企業なので、プログラミングやデータベースの勉強をします。

Q12.国際文化学部の魅力とは何ですか?

A12.語学を通じて広く深く学べることです。

Q13.受験生への一言をお願いします。

A13.語学はツールだ!語学を使って君にしか得られないモノを手にしよう!



回答して頂き、ありがとうございました!

以上、国際文化学部広報委員の学生インタビューでした。
今回は広報委員の紹介も兼ねて、広報委員に国際文化学部についてのインタビューをしました。
どうやら広報委員には映画や音楽、建築といった芸術に関心がある人が多いようですね。この学生インタビューを通して、少しでも国際文化学部に興味を持って頂けたらこちらとしても嬉しいです。
広報委員に表象文化コース選択者が多いことから、今回は内容が表象文化コースに偏ってしまいました。しかし、今後は4つのコースの情報を広く提供できるような記事作成を目指していきます。お楽しみに!

それでは、これからも国際文化学部と学生広報委員をよろしくお願いします!


2016年12月5日月曜日

国際文化情報学会2016開催

国際文化情報学会2016

11/26(土)に国際文化情報学会が 行われました。 国際文化情報学会とは、国際文化学部の 各ゼミを中心に学生・院生が普段の研究の成果を発表する場で、 毎年11月に行われます。 当学会最大の特徴は、4部門に分かれているところにあります。 「論文」発表はもちろん、「ポスター」「映像」「インスタレーション」 と多種多様な発表を同時に観ることができます。 そして、誰でも自由に 各ブースを覗くことが出来ます。 更に、審査員は教員だけではなく、 学生も参加することで多角的な 評価を行うことができるのも特徴となっています。 今回、広報委員では各部門どのような 発表が行われてきたかを実際に 観てきました。 ほんの一部ですが、 紹介していきます。



論文部門

論文部門は、数ヶ月~1年かけて 調査・研究し、数万字にも渡って 書いてきた論文を発表する部門です。発表時間は質疑応答を含め 30分。

テーマ:「国民的ローカル映画としての
   インド映画」 
所属:佐々木(一惠)ゼミ
一言コメント:
インド映画といえば、 豪華絢爛な衣裳をまとった男女が歌って踊る ミュージカルのイメージが強いが、 その文化の起源がどこにあるのかが 分かりました。 また、実際に「ボンベイ」という作品を 通してインドのローカル映画が どのようなものかが分かりました。
テーマ:「陸軍中野学校に
   みる諜報教育」 
所属:今泉ゼミ
一言コメント:
多くの論文発表者が レジュメとして、パワーポイントの スライドを配布する中、こちらのゼミの 方は、初めて接する人にも分かるように 独自のプリントを作っていました。 スライドでは補えない、 細かい内容について知ることが できました。 特に陸軍中野学校の各任務における 共通点に関してわかりやすく まとめてありました。


テーマ:「観光大国を目指す
   日本における
   民泊の現状とその可能性」 
所属:曽ゼミ
一言コメント:
近年、日本でも注目されている「民泊」。 しかし、ホテル産業との軋轢やセキュリティ 関係など問題は多い。そのような「民泊」に関する 問題と可能性に切り込んでいました。








ポスター部門

外濠校舎の3,4階に 各ゼミがポスターを 展示し、来場者に 内容を解説するというもの。
プレゼンテーションは10分以下で行うことになっています。


テーマ:「『手』から始まる親子の
   コミュニケーション」
所属:甲ゼミ
一言コメント:
両親共働き、スマホ時代の今、 子育てにおける親子のコミュニケーション 不足が深刻となっている。 甲ゼミでは、そのような問題を 解決するロボットのデザインを 提案していました。 意外とこういった問題解決の 手段として「子供にスマホを持たせない」 といった方法を取ってしまうが ITと子育てを共存させる手法を 選択している点ユニークでした。


テーマ:「スタジオジブリと
   武蔵野の開発史」 
所属:岡村ゼミ 
一言コメント:
スタジオジブリの作品の多くは 「土地開発問題」をテーマにしていた!? 確かに言われてみれば、 「となりのトトロ」「平成狸合戦ぽんぽこ」など 土地開発にまつわる話が多い。 岡村ゼミの皆さんがフィールドワーク を通じて考察した成果が、 色鮮やかなポスターに滲み出ていました。


テーマ:「国際文化
   をグローバルに学ぶ-
   私たちの留学」 
所属:熊田ゼミ 
一言コメント:
2015年度派遣留学でフランス、オーストリア、ドイツに行かれた3名の熊田ゼミ生が、それぞれの発見を紹介。
フランスには「ヨーロッパ文化遺産の日」というものがあり、博物館や美術館、歴史的建造物に無料or割引で入ることができるとのこと。

オーストリアに留学された方は、現地料理が欧州各国から伝播されている事実を紹介。意外と、オスマン帝国時代から伝わった料理が多いことに驚かされました。
ドイツに行かれた方は、海外で国際文化学部の修士号を取得する方法についてまとめていました。
尚、熊田ゼミは4部門全て
出展している為か、スタンプラリーも
同時開催。
全ての発表を観ると...


テーマ:「AIとプログラムが
      作り出すコンピューター
      エンタテイメント」
所属:重定ゼミ
一言コメント:
重定ゼミのブースでは、Visual Basicを 使ったゲームで遊ぶことが出来ます。 学生が制作した落ちものパズルゲームや アクションゲームで遊んでみました。 アクションゲームはStage1から非常に難しく、 学生広報委員の内山はクリアすることが できませんでした。
話を後ほど伺うと1人全てのStageを 攻略したとのこと。

テーマ:「PureDataによる
       ミュージックシンセサイザーの
      モデリングの試み」 
所属:大嶋ゼミ
一言コメント:
 国際文化学部は文系の学部ではありますが、 大嶋ゼミは理系学部も驚くほど 専門的なシステム構築を行っています。 今回の展示では、プログラミング環境 Pure DataとPd-extendedを使用し、 シンセサイザー製作に取り組んだとのこと。
学生からは「オリジナルシンセサイザーを
完成させる!より便利に、スマートに!」といった
意気込みを伺うことができました。













映像部門

映画や学部紹介ビデオ等、映像作品を 上映する部門。質疑応答含め、30分以内で発表します。


作品名:「幸福な選択」
 所属:鈴木(晶)ゼミ
一言コメント:
鈴木晶ゼミは、本年度で 担当教員がご退職される。 毎年、いくつかのグループで バラバラに作品制作を行うところ、 今年は3,4年一丸となって制作。 ゼミ生に、注力したポイントを 伺ったところ、「観た人の心に訴える、 皆が共感できるようなシチュエーション を考えました」とのこと。
上映終了後の質疑応答では、 6本の脚本の中から、 鈴木晶ゼミの学生皆が共感できる 話を一つ選び制作したと述べていました。
ゼミ生の想いが実を結び、 映像部門・最優秀賞を受賞していました。



インスタレーション

空間全体を作品とみなすのが、「インスタレーション」。教室丸ごと美術館のように使うことができ、来場者に「体験」させることで、今まで知らなかった世界を身体で感じることができる。制限時間は、70分。

作品名:「Se'e'cret」 
所属:森村ゼミ 
一言コメント:
教室内に無数の覗き穴があり、
覗いてみると、橋や草間彌生の
作品など様々な絵が見える。
穴を辿り、一番前まで到達すると、
一冊の本が置いてある。
そこには一言「あなたは見られている」
と書かれている。

ふと後ろを振り返ると.....無数の目が私のことを見ているではありませんか! 今回特別に、写真の関係で明るい状態にて撮影させて頂きましたが、実際は真っ暗闇の中で体験するので結構怖いです。

テーマ:「パンアフリカニズムについて
   ~世界はアフリカだ~
      (Bar AFRIKA)」
 所属:粟飯原ゼミ
 一言コメント:
ゼミ生がアフリカの民族衣装を着ていることやバーをイメージした内装からBar AFRICAという世界観を強く感じました。

カウンターで聞きたい発表を選ぶと、ボトルが渡されます。そして、このボトルをもってブースに行くと、発表を聞くことができます。歴史や音楽、宗教、ブラックパワー・ネグリチュードといった様々な角度から発表をしていて、パンアフリカニズムについて知ることが出来ました。
テーマ:「意外と知らないアメリカ
      ~常識を疑え~」 
所属:栩木ゼミ 
一言コメント:
ヒーローとしてのアメリカについて歴史や政治、マーベルコミックスのヒーロー映画といった観点から調査していました。私自身が持っているアメリカのイメージとの違いに驚くこともあり、まさに常識を疑う展示でした。
また、11月に行われたアメリカ大統領選挙にも触れており、今日性を感じました。
インスタレーションの最初と最後にアメリカのイメージについてアンケートをとっていました。
展示を見ながら、アメリカについて改めて考えることができました。






















執筆者:内山一文、古池萌

2016年12月2日金曜日

国際文化学部生の特権!学部資料室でできる、こんなこと。(その2~機材編~)

「国際文化学部資料室の資料・機材を利用できること」は、国際文化学部生の特権の一つ!
10月31日の「FIC文庫編」に引き続き、知っていると便利な、「資料室でできること」をお届けします!


◇◇ 資料室の機材を活用する ◇◇

図書と同様に、所定の手続きを経て資料室の機材を借りることができます。
利用できる機材を少しだけご紹介します。


 貸出パソコン・タブレット 

国際文化学部生専用貸出PCとタブレットです。
office Adobe PhotoshopPremiereIllustratorがインストールされたPC
用意していますので、
課題の練習などにご利用いただけます。












 資料室内で利用できるパソコン 

貸出パソコンの他に資料室内でもパソコンを利用できます。
授業の資料を印刷できるコピー機もあります。
スキャナーを使って資料のスキャンも可能です。












 ポスターなどの大型印刷も 
資料室の大型プリンタを使えば、
最大でA1サイズの紙を
印刷する事が出来ます。


授業での制作活動や、
「国際文化情報学会」での研究発表など、
ポスター印刷が必要な場面で、大活躍のプリンタです。

学内のパブリックスペースを借りて、
個人やゼミ単位の作品・研究成果を
ポスターにして展示すれば、
より多くの方に見てもらうこともできます。
(毎年、様々な学部生がこうした展示を行っていますよ!)

◇◇ 終わりに ◇◇

この他に撮影に必要なカメラ・三脚・マイク等の撮影機材など
作品作りに必要な機材も揃っています。


国際文化学部生の強力な味方、資料室。
ぜひ、ご活用ください!