2017年7月18日火曜日

【学生スタッフに聞く!】法政大学オープンキャンパス、ここが面白い!

法政大学では、毎年オープンキャンパスを開催しています。


学部・学科説明に模擬授業、学生企画やキャンパスツアーなど、法政大学を知るための企画が盛りだくさんのこのイベント。今年度も学生スタッフを中心に、高校生の皆さんをお迎えする準備を進めています。

今回は、国際文化学部学生スタッフの3年生・長谷川さんに、オープンキャンパスの見どころなどについて、お伺いしました!


オープンキャンパスに向けて、今はどんな準備をされていますか?

展示班、FP班(※)、トーク班の3つの班に分かれて活動しています。
展示班では、学部や受験、留学などに関しての展示物の作成。
FP では、学生が司会を務める学部学科説明会に向けての準備。
トーク班では、留学体験を中心としたトークショーに向けての準備をしています。
各班の活動の他に、当日お配りする冊子の作成や、来場してくださる方々に正確な情報をお伝えできるように、学部の勉強会も行っています。

※学部広報委員注:
長谷川さんいわく、"Faculty Presentation"の略称ではないか、とのこと。
歴代のスタッフが引き継いできた名称のため、元の形を確認することができませんでしたオープンキャンパスの歴史を感じますね・・・。 

オープンキャンパスに参加すると、どんないいことがありますか?

実際に学生と話をすることができるのが、法政大学のオープンキャンパスの良いところだと思います。受験体験や、大学の魅力、学部の魅力など、学生の生の声を聞けるチャンスです!国際文化学部企画では、実際に留学を体験した学生の話を聞くことができます。もちろん受験や進路についての相談も大歓迎です。学生と話してみることで、大学の雰囲気が感じられたり、新たな発見を得られたり、受験へのモチベーションを上げられたりするかもしれません。私たちスタッフも、来場者の方々とお話しできるのを楽しみにしています!
トークショーやキャンパスツアーなど、楽しみながら大学を知ることができるのも、オープンキャンパスに参加する大きな利点だと思います。

国際文化学部の良いところ/オモシロポイントを教えてください!

  
国際文化学部にはいろーんな学生がいます!文化をキーワードに様々なことを学ぶので、興味のある分野が違う友人も多くできます。
また、留学が必修なので、学部生全員が留学を体験します。留学を終えて日本に帰ってきて、友人とそれぞれの留学先での体験を共有できるのも国際文化学部の面白い点だと感じています。留学先は英語圏だけではなく、フランスやロシア、韓国など、10か国の中から選ぶことができるので、それもいろんなタイプの学生がいる理由の一つかなと思います。
  
※他にも、オープンキャンパススタッフからはこんな意見が挙がりました!
〇3年O.Hさん
SAという共通の話題がある。学年が違ってもSAの話題で盛り上がれる。
SA先の国も人によって様々なので、それまで自分が興味を持っていなかった国の話も聞けて、視野が広がる。

〇3年Y.Mさん
SAから帰ってきてからも、SAで得たことを活かせるゼミがあるので、4年間の流れがしっかりしている。

〇4年I.Aさん
ただ言語だけを学ぶために留学があるのではなく、いろいろな文化を学ぶ一環として留学があるのが良いと思う。
SA前は留学に向けて語学や文化を勉強でき、SAから戻ってきてからは、留学中に関心を持ったテーマや、「日本に戻ったらこのことを深く学んでみたい」と思ったテーマについて、研究していける環境がある。



市ヶ谷キャンパスでは、本イベントを8月6日(日)、8月20日(日)、8月21日(月)の3日間で開催予定です。学部・学科説明会等事前予約が必要となる企画もありますので、以下のページより、詳細をご確認ください。

法政大学入試情報サイト:オープンキャンパス2017
http://nyushi.hosei.ac.jp/event/oc

皆様のご来場を、心よりお待ちしております!


2017年7月8日土曜日

もっと知りたいSA!留学先の時間割を公開します~前編~

「国際文化学部のSA(スタディ・アブロード)プログラム中、各留学先ではどのような勉強をしているのだろう?」と気になっていた高校生の皆さん、お待たせいたしました。
2017年度SA参加者の留学先時間割を、2回に分けてご紹介いたします!
SA参加年度や受講クラスによって内容が異なる場合もありますが、SAの雰囲気を感じていただけますと幸いです。

時間割や回答を提供してくださったのは、2018年度国際文化学部パンフレット「SA体験記」執筆者の皆さん。前編では、SA英語圏(カナダ)・ヨーク大学参加者の細井さん、SAスイス・ザンクトガレン大学参加者の安井さん、SAフランス・西部カトリック大学参加者の川名さんにご協力いただきました。



SA英語圏(カナダ):ヨーク大学



コア授業とは、どんな授業ですか?
4技能(読む・書く・話す・聴く)の力を総合的に伸ばすような活動が1コマの中で行われる授業でした。クラスのレベルや先生によって内容は様々で、毎日違うことを学びました。

||| 例えば |||
・あるテーマについて作文し、書き終えた内容について口頭で発表する。
・事前にリーディングの予習用課題に取り組み、授業中はその課題で述べられていた
 内容についてのディスカッションや、関連するテーマの聴解問題に挑戦する。

では、セミナー授業はどうでしょう?
レベルごとに用意されたいくつかの選択肢の中から、自身の希望するものを選んで受講できるのが「セミナー授業」でした。
授業は、様々な分野(リーディング・リスニング・文法・IELTS対策等)やテーマ(ビジネス・カルチャー等)の中から選ぶことができ、申し込みは先着順でした。



SAスイス:ザンクトガレン大学



授業1コマは、どのくらいの長さでしたか?
授業によって長さが異なることもありますが、2時間程度でした。

「日本とスイスの文化の影響」の内容が気になります。
資料を読んだ上でそれについて意見を述べる、読解が中心の授業でした。
スイスだけでなく、ドイツの話題も取り上げられたりしました。
||| 例えば |||
・ドイツ語で書かれた日本文化に関連する新聞記事を読み、意見を述べる。
 新聞記事のテーマは
 「多くの日本人が暮らす
      ドイツの都市・デュッセルドルフの寿司食べ放題サービス」 
   「日本の店と同様の設備・サービスが整っている
      ドイツのラーメンショップ」等。 
・ドイツ語圏の文化について資料を読み、日本の場合はどうか、意見を述べる。

「ザンクトガレンの歴史」は、どんな授業でしたか?
講義と課外学習から構成される授業でした。課外活動はせず、半日の講義のみだった回もあります。
||| 例えば |||
・10:00から2時間講義を受けたのち、
 午後は講義の内容に関連する修道院などの施設を訪問。



SAフランス:西部カトリック大学





「言語」は、どんな授業でしたか?
先生によって内容が異なり様々な活動があったので、内容を一般化するのが難しいのですが・・・。
例えば、4年に1回開催されるボート大会に関する新聞記事を読んで、その内容について感想を発表したりしました。フランス大統領選挙が話題になっていたことから、「政治の仕組み」がテーマとなった日もありました。

「フランスの日常生活」は、どんな授業でしたか?
先生があるテーマについてフランスの事情について解説をしてくださった後、留学生が自分の出身地の事情について話すような授業でした。 取り上げられたテーマとしては、地理・社会福祉・行事・習慣・食文化・医療システムなどがありました。




留学先の文化と日本の文化を比較する授業が、複数のSA先で実施されていることがわかりました。留学先の諸事情について学びながら、日本の事情についても関心を持って情報を集め、それぞれについての自身の意見などまとめておくと、留学先でより深い議論ができるかもしれませんね。

後編では、SAロシア・SA中国・SAスペイン・SA韓国の時間割をご紹介します!