今回の講演会はカスリス教授の著書『インティマシーあるいはインテグリティー――哲学と文化的差異』の日本語訳が今夏法政大学出版局から出版されたことを受けて企画されました。異文化に接した際にわれわれが直面する問題を「インティマシー」と「インテグリティー」という2つの対立的な指向性からどうとらえ直せるのか、抽象的な議論に具体的な経験談を絡めつつ、熱のこもった講演となりました。
おりしも前日に結果の出た米大統領選の話題も織り込まれ、現代社会のアクチュアルな問題に哲学あるいは人文学がどのように切り結ぶかという実践の場ともなったかと思われます。
※なお今回のセミナーの開催にあたっては、法政大学出版局の協賛を得ました。
<参考>
◆学部Webサイト、トピックス欄掲載の開催案内:
◆法政大学出版局Webサイト:
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